不思議すぎる、息子の“行ける日”
不登校真っ最中の息子。
同じ小学生がいる時間帯に校舎に入ることは、とても無理な状態です。
- 保健室登校もNG
- 生徒が残っている時間帯
- 部活の子とすれ違うのもビクビク
それなのに。
「授業参観のお知らせ」にまさかの反応
ある日、先生から届いた「授業参観のお知らせ」。
私は“絶対無理だろうな”と思いながらも、「こんなのあるみたいだよ」と、ダメ元で息子に話してみました。
すると――
ん?なんだか行く気になってる??
授業参観って、むしろハードル高くない?
私の頭の中は「???」
生徒もたくさんいるし、親もいるし、視線も気になる日。
そんな日に限って「いつ行くの?」と予定を確認する息子。
思わずこう言いました。
「授業参観が大丈夫なら、他の日も大丈夫なんじゃない?」
でも息子の答えは明確。
「無理。そういう日だから大丈夫なの。」
理由はわからない。でも“そうなんだね”と受け止める
理屈では全くわかりません。
でも、本人にとっては“そういう日”だからこそ行きやすい。
- 特別な日だから
- 周囲の空気がちがうから
- ルールが一時的に変わっている感じがするから?
本人にしかわからない感覚なんでしょうね。
結局どうだったかというと…
校舎の中や教室までは入れなかったけれど、外から授業の様子を見学することができました。
この一歩が、本人の中で「できた!」という気持ちにつながればいいなと思っています。
◆感じたこと
不登校の子どもの行動は、親の想像を軽く超えてきます。
「なんでその日だけ行けるの?」と思うけれど、
そこに理由を求めても、答えは出ないのかもしれません。
ただ、
- 行ける日がある
- 行けるタイミングがある
それだけで十分価値のあることなんですよね。
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