「朝の電気がつけられない─」

感覚過敏

感覚過敏と“光”との付き合い方

朝、目を覚ましたばかりの息子にとって、
部屋の電気はまぶしすぎる刺激。

「パチッ」と電気をつけただけで、朝から泣き叫ぶこともありました。

自然光は大丈夫なのに、
人工の光だけがダメという、息子の“光の感覚過敏”。

今でも朝の支度は、ちょっとした緊張感を伴います。


「電気をつけただけ」で朝から大混乱

まだ眠っているような表情で目を覚ました息子。
いつものように電気をつけた瞬間──

「まぶしい!!いやぁぁぁぁぁ!!」
と、怒りや不快感が一気に爆発。

こちらにとっては“日常のワンアクション”が、
息子にとっては感覚の侵入になってしまうこともあるんですよね。


自然光は大丈夫。でも、人工光はダメ?

不思議なのは、カーテンを開けて入る朝の光は大丈夫だということ。

☀️ 自然の光 → OK
💡 部屋の電気 → NG

この違いって何だろう?と思ったこともあります。

どうやら、

  • 照明の種類や色味
  • 光の当たり方(真上・目線など)
  • 起きたてで感覚が敏感な時間帯

などが関係しているのかもしれません。


試行錯誤で「ちょうどいい光」を探して

最初は「電気をつけなきゃいい」と思っていましたが、
暗い部屋でご飯の支度や支度をするのも大変!

今は、次のような工夫をしています:

  • 🌗【調光可能な間接照明】で、ゆっくり明るく
  • 🔦【手元ライト】だけつけて調理
  • 🧸「起きたよライト」を使って明るさの変化に慣れてもらう
  • 🚪まずカーテンを開けて、自然光で少し起きる時間をつくる

これだ!という答えはまだ見つからないけど、
カーテンを子どもが自分で開けるスタイルで落ち着いています。


天気や季節によって、つい照明のスイッチを入れてしまい、子どもの“過敏スイッチ”まで押してしまうことも。
でも最近は、「この明るさなら大丈夫そう」「今日は自然光でいこうか」と、少しずつ歩み寄れるようになってきました。
小さな変化が、日々の暮らしをやさしくしてくれています。


朝が辛いママへ、声をかけたい

正直、「もう朝からやめて〜!」って気持ちになります。

こっちも眠いし、支度だって山ほどある。
電気をつけただけなのに泣かれて、朝からしんどくなる。

でも、光の刺激をちゃんと伝えてくれる息子を見て、
「感覚に気づく力」って大事だなと思います。


🌼【まとめ】感覚の過敏さは「自分を守る力」かもしれない

光に敏感な息子の朝の困りごと。
それは「わがまま」ではなく、感覚を通して自分を守る行動なんだと今は感じています。

大人にとっては些細なことでも、
本人にとっては大きなストレスの引き金になることも。

ひとつひとつ試して、探して、
「ちょうどいい朝の光」が見つかる日を、これからも探していきたいと思います。

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