クリニックでのプレイセラピー
登校しぶりや日常の不安を抱える息子にとって、心のサポートは欠かせません。
今は月に2回、30分のプレイセラピーを受けています。
「ここに行けば大丈夫」と思える場所が少しずつ増えること。
それが今の私たちの目標です。
■ プレイセラピーという“選べる居場所”
学校、放課後デイサービス、そしてクリニック。
それぞれに特徴があり、息子にとって選択肢があることが大切だと思っています。
- 学校は徒歩で行ける距離
- 放デイは送迎付き
- クリニックは、自分で電車に乗って移動しないといけない
最初は「行くの、難しいかもな…」と正直思っていました。
でも、今では自分でクリニックに行くことも少しずつできるようになってきました。
■ 好きなことが“つながり”になる
息子はゲームが大好き。
通っているクリニックでは、心理士さんがゲームの話をしてくれる方で、すぐに心の距離が縮まりました。
「これ話そう」「あのゲームのこと報告しようかな」
息子の中に“伝えたい”気持ちが生まれているのが、とても嬉しいです。
ただ話を聞いてもらうだけではなく、共通の話題を持つことで「話したい」→「行ってみようかな」に気持ちが動いていくんだなと、改めて感じました。
■ 以前の苦労が嘘のように思えるほど…
通い始めた頃は、支度だけで精一杯。
それが今では、自分で乗り物に乗り、予定を意識して準備し、「話すこと」を考えるまでに。
前までの苦労が嘘のように思えることがあります。
もちろん、すべてがスムーズな日ばかりではありませんが、
“出かけることができる場所がある”ということは、大きな前進です。
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